2016 Blues Blast Music Awards - 「2016年ブルースブラストミュージックアワード」 ノミネート作!!
NEW COOL OLD SCHOOL
『シカゴのストリートに転がるブルーズの宝石たちを集めて、内藤昌士さんが作った渾身のブルーズアルバム。
現在のシカゴブルーズがリアルに伝わってくる貴重な一枚です。オールド・スクール・・・・・だけど新しい!』(永井ホトケ隆)
BSMFレコーズにて好評発売中!
SHOJI NAITO / NEW COOL OLD SCHOOL
参加アーティスト
Eddy Clearwater / エディクリアウォーター
Willie Buck / ウィリーバック
Katherine Davis / キャサリンデービス
Milwaukee Slim /ミルウォーキースリム
Erwin Helfer /アーウィンヘルファー
Sumito “Ariyo” Ariyoshi / Ariyo 有吉須美人
Rie “Lee” Kanehira / Lee 金平理恵
Billy Flynn / ビリーフリン
Gerry Hundt / ジェリーハント
Harlan Terson / ハーランターソン
Marty Binder /マーティービンダー
Mark Fornek /マークフォーニック
Grant Kessler /グラントケスラー
日本盤はBSNFレコードにて発売中です。
価格: 2400円(税抜)/ 2592円(税込)
発売日: 2016年3月18日
品番: BSMF-1043
収録曲:
1. I Got to Go (feat. Willie Buck)
2. Honey Bee (feat. Billy Flynn & Willie Buck)
3. Big Boss Man (feat. Eddy Clearwater & Gerry Hundt)
4. I'll Change My Style (feat. Eddy Clearwater & Ariyo)
5. Congo Mombo (feat. Mark Fornek & Lee Kanehira)
6. I Got Myself a Workin' Man (feat. Erwin Helfer & Katherine Davis)
7. Bopp'n and Jumpin' the Blues (feat. Katherine Davis & Erwin Helfer)
8. Sweet Home Chicago (feat. Milwaukee Slim)
9. Last Night (feat. Eddy Clearwater)
10. I'm Ready (feat. Willie Buck & Gerry Hundt)
11. Walking By Myself (feat. Eddy Clearwater & Ariyo)
12. Sad Night Owl (feat. Lee Kanehira)
13. Same Old Scool (feat. Ariyo)
14. Money, Marbles and Chalk
「New Cool Old School ニュークールオールドスクール」(新しくかっこいい古き良きもの)
シカゴにはかつてのようなトラディショナルなブルースを演奏している人はいない、と思われがちです。確かにいわゆるシカゴの観光用ブルースバーではなかなかそんなブルースを聴くことは難しいかもしれません。しかし実際に探してみると街中でたくさんのベテランミュージシャンの「old school blues」を聴くことが出来るのです。そのようなベテランミュージシャン達を中心に集まってもらい好きなように演奏してもらったのがこのCDです。本当に自然体でリラックスした素晴らしい作品に仕上がりました。
2016年2月25日発売の「ブルース&ソウル・レコーズ」128号にCDがSHOJIのインタビューとともに紹介されています。
iTunesからでもダウンロード購入できます。
ダウンロード購入した方のためこちらでCDジャケットと中身ライナーノーツの一部が見られます。(英文のみ)
以下の文章はライナーノーツの訳文です。
『このCDに録音されているようなブルースは、日常的にシカゴで聴くことができます。
2015年の現在も、シカゴの街中の色々な場所で、昔ながらのスタイルのブルースはまだまだ演奏され続けているのです。
例えばタウンシップ、ウッドローンタップ、シャウズクラブハウス、ホルステッド通りのB.L.U.E.S.、スモークダディ、もしくはバディーガイレジェンズといった店などでエディクリアウォーター、ウィリーバック、キャサリンデービス、ミルウォーキースリム、アーウィンヘルファーといった素晴らしいミュージシャンたちの演奏を、曜日にかかわらず聴くことが出来ます。僕はよくそうした彼らの演奏を聴きに出かけますし、たまにステージに呼ばれて一緒に演奏させてもらうときはとてもワクワクします。
そんな生きたシカゴブルースを、僕の尊敬するプロミュージシャンたち、ビリーフリン、ジェリーハント、ハーランターソン、アリヨ、マーティービンダー、マークフォーニック、リーカネヒラといった方々と一緒に録音できないかと考えました。
スタジオを予約してミュージシャンたちに集まってもらった時点では、ソングリストといったものはありませんでした。僕はただ皆さんに「いつものように、毎週色々な店で演奏しているとおりにブルースを楽しんでください」とお願いしました。スタジオのセッションはとても和やかな雰囲気で、みんなで楽しみながら次から次へとシカゴブルースを演奏していきました。同じ曲を繰り返すことは一度もなく、またオーバーダビングもほぼありませんでした。3日間スタジオで録音し続けて、最終的には40曲を超える最高のシカゴブルースが録音されました。このCDを作るにあたり一番苦労した点は、それらの音源から14曲だけを選ばなくてはならないことでした!
真のブルースマスターたちの演奏をどうぞ楽しんでください。そして目を閉じて想像してみてください。貴方が友人と、シカゴの小さなバーで飲みながらブルースをゆっくりと聴いている夜を。
録音エンジニアのブライアンリーチさんと写真家兼デザイナーのグラントケスラーさんには、アーティストたちの音や動き、そして彼らの表情をありのままに記録してくださったことに、心より感謝します。
Shoji Naito
ぜひこの1曲をご視聴ください。
Track 13. Same Old Scool (feat. Ariyo)